Ⅱ. アルルの跳ね橋展 Next Exhibision(2027-2028)

2027年に予定している第2期では、《アルルの跳ね橋》などが来日し、アルルから晩年までの画業後半に迫ります。

フィンセント・ファン・ゴッホ 《アルルの跳ね橋 (ラングロワ橋)》
《アルルの跳ね橋 (ラングロワ橋)》
1888年3月、 油彩/カンヴァス、 54×64cm
クレラー=ミュラー美術館
©Collection Kröller-Müller Museum, Otterlo, the Netherlands.
Photography by Rik Klein Gotink

Ⅱ. アルルの跳ね橋展Next Exhibision(2027-2028)

2027年2月6日(土) - 5月30日(日)
神戸市立博物館
2027年6月19日(土) - 9月26日(日)
福島県立美術館
2027年10月 - 2028年1月
上野の森美術館

アルルから晩年まで
ファン・ゴッホの
人生とともに歩む
Grand van Gogh Exhibition

 第1期の「夜のカフェテラス展」に続く展覧会として、第2期の展覧会「アルルの跳ね橋展」を開催します。こちらも、神戸を皮切りに、福島、東京へと巡回。クレラー=ミュラー美術館所蔵の《アルルの跳ね橋》(1888年)は、オランダの国宝とされ、オランダ国外に貸し出されることが非常に稀で、日本での公開は約70年ぶりになります。本作はゴッホがフランス・パリからアルルに移って間もないころに描かれた代表作の一つで、明るい青や黄が印象的な作品です。

 第2期では、ゴッホが画家・ゴーガンとの共同生活が破綻したことをきっかけに「耳切り事件」を起こして、アルルを去り、サン=レミの療養院を経て、オーヴェール=シュル=オワーズで過ごした晩年の日々を紹介します。ゴッホは苦難の人生をおくりましたが、最後まで絵と向き合い続け、強烈な色彩による印象的な作品を多数残しました。多くの挫折にもめげることなく、絵に向き合い続けたゴッホの情熱が込められた名品をぜひ会場でご覧ください。
フィンセント・ファン・ゴッホ 《夜のプロヴァンスの田舎道》
フィンセント・ファン・ゴッホ 《夜のプロヴァンスの田舎道》
1890年5月、 油彩/カンヴァス、 90.6×72cm
クレラー=ミュラー美術館
©Collection Kröller-Müller Museum, Otterlo, the Netherlands.
Photography by Rik Klein Gotink
会期 2027年2月6日(土) ~ 5月30日(日)
会場 神戸市立博物館
会期 2027年6月19日(土) ~ 9月26日(日)
会場 福島県立美術館
会期 2027年10月 ~ 2028年1月
会場 上野の森美術館
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